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最終締切迫る!2020年度IT導入補助金のおさらい

           
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2020年度IT導入補助金の最終締切日が発表されました。

・通常枠(A類型、B類型)10次締切日:12月18日(金)17時

・特別枠(C類型)9次締切日:12月18日(金)17時

会社の生産性向上や新型コロナウイルス感染症の拡大防止に対して、ITツールをご活用いただく支援として、今年度のIT導入補助金申請は最後のチャンスとなります。

1.IT導入補助金の概要おさらい
2.IT導入補助金申請の注意点
3.来年度について
4.まとめ

■IT導入補助金の概要おさらい

今年度のIT導入補助金の概要について、おさらいをします。

類型 A類型 B類型 C類型-1 C類型-2
補助金申請額 30万~150万未満 150万~450万 30万~150万未満 30万~300万未満
150万~450万 300万~450万
補助率 1/2 1/2 2/3 3/4
プロセス数 1 4 1 1
甲乙丙

ツール要件

甲ツールのみを導入 乙or丙どちらか1つ以上を導入
賃上げ目標 加点項目 必須要件 加点項目 加点項目
必須要件 必須要件
補助対象 ソフトウェア購入費用及び導入するソフトウェアに関連するオプション・役務の費用

 

ソフトウェア購入費用及び導入するソフトウェアの利用に不可欠なハードウェアのレンタル費用と関連するオプション・役務の費用
補助対象経費 「交付決定日以降」にITツールの契約・納品・支払いが行われるもの 「交付決定日以降」にITツールの契約・納品・支払いが行われるもの、あるいは、「2020年4月17日以降」にITツールの契約・納品・支払いが行われ、交付申請までに当該ITツールとそれを提供するIT導入支援事業者が事務局に登録されたもの

新型コロナウイルス感染症の対策について、具体的な対策に取り組む事業者のITツール導入等を支援するための、特別枠が設けられたことが今年度の大きな特徴となります。

■IT導入補助金申請の注意点

IT導入補助金の申請締め切りまではまだ少し時間があり、さらに一度不採択となっている場合であっても再チャレンジが可能となっておりますので、テレワーク環境の構築や整備、DXの推進にお役立ていただければと思います。

全体の採択数や採択率が公表されていないため何とも言えないところもありますが、採択のポイントの一例をご紹介します。

①クラウド製品を導入しているか

ITツールの選定について、クラウドに対応していないオンプレミス製品のみでの申請では、採択率が下がっているようです。特に通常枠では「生産性向上を図る」という支援目的となっているため、よりその傾向が強いようです。

②年平均労働時間数、賃金引上げの計画

通常枠では「生産性向上を図る」ことが支援目的となっておりますので、年平均労働時間については労働時間が削減される計画にならなければ整合性がとれないこととなります。また通常枠A類型や特別枠の一部では、賃金引上げは必須となっておりませんが、加点項目にはなりますので、計画をたてることをお勧めします。

③導入目的にあったITツールを選定する

基本的なことではありますが、基本情報に記載したITツール導入目的と、選定したITツールに矛盾がある場合は認められません。極端な話ではありますが、経理部門の単純な入力作業を改善したい業務プロセスとして申請しているのにもかかわらず、ITツールは給与計算や勤怠管理の機能しかないツールを選択しているというのは矛盾があり、認められません。

■来年度について

新型コロナウイルス感染症の影響はまだまだ先が読めない状態ではありますが、来年度以降も同じような条件でのITツール導入支援が行われるかどうかは不透明です。しかし国としてはデジタル庁創設を決め、行政分野のデジタル化はさらに進んでいくことが考えられ、それに対応するためのITツール導入、整備については、課題として支援が継続されるのではないかと考えられます。

厚生労働省の令和3年度予算概算要求においても、テレワーク制度化に対する助成金が方針として盛り込まれており、注目されます。
令和3年度予算概算要求にみる、ポストコロナ時代の助成金施策

■まとめ

2020年度IT導入補助金の概要をおさらいとしてまとめました。このような支援は来年度以降も継続して続く可能性があり、会社としてもテレワーク含む働き方の多様化、業務のデジタル化、クラウド化は引き続き課題として取り組まなければならないものだと考えられます。

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今年度もIT導入補助金支援事業者のコンソーシアムに加入しており、IT導入補助金やその他助成金を活用したサポートも可能です。

業務効率化やITツール導入に関するお悩みについても、是非お問い合わせください。

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